保育士の休日、何もしたくない日があっていい|疲れを残さない休み方
休日まで予定を詰め込んでしまう人向けに、回復する日と遊ぶ日を分ける考え方を紹介します。
せっかくの休みなのに昼まで寝てしまった。気づけばスマホを見て一日が終わった。そんな日を「無駄にした」と決めなくてもいいと思います。仕事で消耗した週は、休むこと自体に時間が必要です。
休日を毎回「充実させる」のはしんどい
友人と会って、買い物して、家事して、勉強して。全部入れると休みでも予定に追われます。疲れている週は一つ予定を減らすくらいでちょうどいいこともあります。
仕事のものを視界から外す
仕事用のバッグをしまう、通知を切る、思い出した用事はメモに書いて閉じる。小さなことですが、休みの日まで仕事を頭の中で持ち歩かずに済みます。
疲れた日にできる娯楽を決めておく
漫画、短いドラマ、散歩、好きな飲み物。元気なとき用の趣味とは別に、「体力ゼロでもできるもの」を何個か持っておくと、休みの日に何をするか考えるところから疲れずに済みます。
予定を減らす休日の組み立て例
時間割どおりに過ごすためではなく、やらない用事を決める例です。体調・家族の予定に合わせて変更してください。
| 時間帯 | 残すこと | 次の日以降に回すこと |
|---|---|---|
| 午前 | 食事と必要な身支度 | 家中の大掃除 |
| 午後 | 必要な買い物か洗濯のどちらか一つ | 急ぎでない用事のはしご |
| 夕方 | 翌日の持ち物を一か所にまとめる | 仕事の資料を最初から作り直すこと |
| 夜 | 落ち着ける過ごし方と就寝準備 | 終わりのない動画・SNSの巡回 |
選ぶ前の確認項目
- 睡眠不足が残っているかを見る
- 平日に短い睡眠が続いているなら、休日に長く眠くなるのは自然な反応です。ただし昼過ぎまで寝ると夜の入眠が遅れる人もいるため、自分の翌日の調子まで含めて見ます。
- 人と会うことが休息になるか確認する
- 友人との食事で元気になる人もいれば、会話を続けること自体が負担になる人もいます。休日の予定を世間一般の楽しさで決めず、自分が回復するかで選びます。
- 家事を休日に詰め込みすぎない
- 洗濯、掃除、買い物を全部休みに回すと、仕事のない日が家事の日になります。平日に少し分散する、家電や宅配を使うなど負担を下げる方法もあります。
- 仕事の連絡から距離を取れるかを見る
- 通知を見るだけで頭が仕事へ戻るなら、緊急性のない連絡は一定時間見ない設定にします。職場のルール上必要な連絡がある場合も、確認する時間を決めると切り替えやすくなります。
- 休日の終わりを整える
- 日曜夜に翌日の準備が一気に残ると、休みの終盤が負担になります。服、持ち物、朝食などを早めに整え、夜は考えることを減らします。
- 何もしない時間を予定として認める
- 空白の時間を無駄と考えると、休みまで予定で埋めたくなります。昼寝、読書、動画など目的のない時間も回復の一部として扱います。
進め方
- 休日の朝にやることを三つまでにする
家事一つ、外出一つ、休むこと一つ程度に絞ります。全部終わらなくてもよい前提にすると予定が重くなりません。
- 午前と午後で役割を分ける
午前は寝る、午後は買い物など大きく分けます。細かな時間割を作らず、生活のリズムだけ整えます。
- 仕事関連の通知を一時的に切る
対応義務のない時間帯なら通知を止め、見るなら一度だけと決めます。スマートフォンを開くたび仕事へ戻る状態を減らします。
- 外に出るなら目的を小さくする
一日遊びに出る必要はありません。散歩、コーヒーを買う、図書館に寄るなど短い外出でも気分が変わることがあります。
- 夜は翌日の不安を減らす準備だけする
完璧な家事ではなく、服やバッグを用意するなど朝の判断を減らす準備を優先します。
確認に使える質問
- 今の疲れは体と頭のどちらが強いですか
- 体が重いなら睡眠や横になる時間、頭が仕事から離れないなら別のことへ注意を向ける時間など、休み方を変えます。
- 人と会った後に元気になりますか
- 予定前の期待ではなく、過去に会った後の自分を思い出します。会う人数や時間を減らす選択もできます。
- 休日にしかできない家事は本当に全部ですか
- ネットスーパー、平日の短い掃除、洗濯予約など、分散できるものを探します。
- 翌日の仕事をいつから考え始めますか
- 夕方から不安が強くなるなら、その時間帯に重い予定を入れず、準備を早めに済ませる方法があります。
- 休んでも回復しない状態が続いていませんか
- 何週間も強い疲れが続く場合は、休日の工夫だけで抱えず、勤務環境や体調について周囲や専門機関へ相談することも検討します。
避けたい行き違い
- 休日を有意義にしなければと思う
- 外出や勉強ができない日を失敗にすると、休むことまで負担になります。回復すること自体を目的にして構いません。
- 平日の睡眠不足を一日だけで取り戻そうとする
- 長時間寝た後に夜更かしすると翌週のリズムが崩れることがあります。平日の就寝時間も少しずつ見直します。
- SNSで他人の休日と比べる
- 投稿されるのは予定のある場面が中心です。自分の疲労や勤務状況と違う人の休日を基準にしないようにします。
- 仕事の愚痴だけで一日を終える
- 話すことで楽になる場合もありますが、長く仕事の話を続けると頭が切り替わらないことがあります。話す時間を区切り、別の話題へ移ります。
参考資料・確認先
- 厚生労働省 こころの耳 相談窓口案内
働く人の不安や心身の不調について相談先を探す
