保育士の持ち帰り仕事を減らしたい|面接で確かめる業務の分担
制作物や月案などを家に持ち帰りたくない人向けに、職場見学・面接で見たい点をまとめました。
持ち帰り仕事は、求人票ではほとんど見えません。「持ち帰りなし」と書かれていても、制作物の量や事務時間の取り方まで分からないことがあります。
何を家でやっているのか把握する
月案、週案、壁面、衣装、行事準備など、今持ち帰っている仕事を書き出します。次の園で同じ作業がどう扱われているかを聞くための質問リストになります。
「持ち帰りありますか?」だけでは足りない
「制作物はいつ作っていますか」「記録を書く時間は勤務中に取れますか」と聞く方が実態に近づけます。持ち帰りの有無を直接聞きづらければ、業務時間の使い方から探る方法があります。
見学では掲示物の量も見る
壁面や手作り装飾が多い園なら、それを誰がいつ作っているのか気になります。見た目の華やかさだけでなく、作業量を想像しながら園内を見ると職場選びの材料になります。
選ぶ前の確認項目
- 持ち帰っている業務を分ける
- 制作、書類、行事準備など内容を一覧にします。
- 職場で作業する時間があるか見る
- ノンコンタクトタイムや事務時間が実際に確保されているか確認します。
- 個人判断か園の慣行か分ける
- 周囲も持ち帰っているなら組織的な業務量の問題かもしれません。
- 完成度の基準を確認する
- 必要以上に手作りを求められていないか、共通素材を使えるか見ます。
- 情報管理の面を見る
- 園児情報や業務資料を自宅へ持ち出すルールも確認します。
- 転職先では具体例を聞く
- 持ち帰りなしという表現だけでなく、制作や記録をいつ行うか質問します。
進め方
- 一週間の持ち帰り時間を測る
実際の勤務時間に足して負担を把握します。
- 勤務内で優先する業務を相談する
全部を同じ完成度で行う前提を外します。
- 共有素材を使えるか確認する
毎回ゼロから作らない方法を探します。
- 持ち出しルールを再確認する
個人情報を安全に扱います。
- 次の求人では事務時間を質問する
業務をいつ終わらせるかを確認します。
確認に使える質問
- 何を家でやっていますか
- 作業内容を具体化します。
- 勤務中に事務時間はありますか
- 制度だけでなく週何回取れるか聞きます。
- 制作物の共通化はできますか
- 個人制作を減らせるか見ます。
- 資料持ち出しのルールはありますか
- 情報管理上のリスクを確認します。
- 持ち帰りを断ったら業務は回りますか
- 構造上必要になっていないかを見ます。
避けたい行き違い
- 器用になれば解決すると考える
- 業務量そのものが多ければ限界があります。
- 自宅作業を勤務時間から外す
- 実際に使っている時間を見失います。
- 個人情報を安易に持ち出す
- 園のルールと安全性を確認します。
- 持ち帰りなしという求人文言だけを信じる
- 実際の作業時間確保まで聞きます。
参考資料・確認先
- 厚生労働省 労働条件明示のルール
労働条件通知書と、就業場所・業務の変更範囲などの明示
