園長と合わない保育士へ|「相性」で済ませていい話かを見分ける
園長との方針の違い、指示のぶれ、強い叱責などに悩むとき、相性と職場環境を分けて考えます。
園長とは距離を置きたくても置きにくい立場です。ただ、「なんとなく苦手」と「毎回指示が変わって仕事にならない」では話が違います。合わない理由を行動まで落として考えます。
困っている場面を言葉にする
保育方針が違う、指示が日によって変わる、相談しても取り合ってもらえない、人前で強く叱責される。相手の性格ではなく、仕事で起きていることを書きます。
話し合いで変わりそうか
伝え方や認識のずれなら、確認方法を変えることで改善する余地があります。一方、職員全体に対して同じような言動が続いているなら、個人のコミュニケーションだけで解決するのは難しいかもしれません。
次の園では管理職も見る
転職するなら、園の設備や保育内容だけでなく、園長・主任が職員にどう声をかけているかも見たいところです。見学時の短いやり取りにも職場の空気は出ます。
選ぶ前の確認項目
- 苦手な理由を具体化する
- 話し方、指示、評価、方針など何が負担かを分けます。
- 指示の一貫性を見る
- 日によって変わる場合は確認記録を残します。
- 相談ルートが園長以外にあるか見る
- 法人本部、主任など別の窓口を確認します。
- 保育方針の違いか個人関係か分ける
- 価値観が大きく違うなら長期的に合いにくい可能性があります。
- 評価への影響を見る
- 好き嫌いではなく業務評価が不透明になっていないか確認します。
- 別園や異動の選択肢を見る
- 法人内異動など転職以外の方法も考えます。
進め方
- 指示をメモで確認する
後から言った言わないを減らします。
- 相談時に出来事を具体化する
合わないではなく何が起きたかを伝えます。
- 改善希望を一つに絞る
連絡方法など変えられる部分から求めます。
- 別の相談先を確認する
園長本人へ言いにくい場合の経路を持ちます。
- 改善しない場合の期限を決める
環境変更をいつ検討するか決めます。
確認に使える質問
- 何が一番合わないですか
- 性格か業務かを分けます。
- 第三者にも説明できる出来事がありますか
- 相談材料を確認します。
- 園長以外へ相談できますか
- 組織の構造を見ます。
- 方針が違っても働き続けられますか
- 価値観の許容範囲を考えます。
- 別の園なら続けたいですか
- 保育そのものへの気持ちと分けます。
避けたい行き違い
- 相手の性格を変えようとする
- 自分がコントロールできない部分へ力を使いすぎます。
- 全部我慢する
- 長期化するほど生活への影響が大きくなることがあります。
- 噂だけで味方を増やそうとする
- 職場関係がさらに複雑になる可能性があります。
- 合わないことを自分の能力不足と考える
- 価値観や組織運用の問題も分けます。
参考資料・確認先
- 厚生労働省 労働条件明示のルール
労働条件通知書と、就業場所・業務の変更範囲などの明示
